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- 作者: 酒井あゆみ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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「結婚後の恋愛 (幻冬舎アウトロー文庫)」「セックス レスキュー」を読んできた流れでなんとなく読んでみたんだけど、これが一番つまらない。文章が下手だというのもあるけど、著者自身が元風俗嬢で「レンタル彼氏」を利用することもある立場だからか、客観性に乏しいんだよね(なんたって最後の章は自分について書いているし)。それだけならいいんだけど「レンタル彼氏」(要するに「男を買う」ということなんだけど)を利用する女性たちに対する見方にフィルターがかかっている感じがする。例えばこんな感じ。
結局オンナは一緒にいてくれるオトコを求めている。お金で買える愛だって、愛には違いない。その愛にしがみつきたいという欲求に駆られつつ、時に自分を抑えたり、時に衝動に従ううち、相手との付き合いが深まっていく。
そうなのかなぁって思う。もちろん心と体は繋がっているから、体が欲しいってことは愛も欲しいんでしょってなるのかもしれないけどさ、なんかちょっと違うと思う。女にも愛に関係なく性欲ってあるんだからさ、なんでも愛で片付けないで欲しいよ。