もっとグロいかと思っていたけどそんなことはなく、しっかりした作品だった。知性と狂気の間で、執筆を続けるマルキ。背徳的な文章を書くことに異常なほど固執する天才マルキ。その文章に影響されていく人々。それを押さえつけようとする人々。その間で翻弄される理想主義の神父。マルキに協力する洗濯女マドレーヌ。引き込まれて熱中して観た。役者がみんな素晴らしい。ケイトにはなぜこれほどにコルセットが似あうのか!