早速読んでしまいましたが、いや,ホントに読むのが怖いよ、これ。北上次郎大森望の息の合ってるんだか合って無いんだかわからないようなコンビの会話。趣味も全く違うしさ。読んでいてちょっとヒヤヒヤしてしまったわ(←余計な気を使いすぎ)。でもやっぱり面白い!これが仕事とは言え、本当によく本を読んでる。しかもこれだけ読んでいても全然本に対する情熱を失わないのね。素晴らしいです。

私としては大森さんの挙げるものに興味があるなぁ。SFは読まないけど。北上さんは人生を感じさせるストレートなものがお好きなよう。例えば重松清とか。性善説を信じてそうな人の書く物語って感じがして苦手なんだよー、重松。性格悪いからね、私。あと「肩越しの恋人」を押したりしてるのよー。どう考えてもつまんないでしょ、あれは。あ、そうそう、「しばわんこ」。なんかうざいんだよ。何で柴犬なのかわけわかんないし。「ツ・イ・ラ・ク」と乙一作品はやっぱり読まなくちゃダメなんだな。とかなんとか、勝手に自分も対談仲間に入っているような気になって楽しみました。本の本は面白いなー。

ん?なになに?

書評を読むのが好きな人っているじゃない。で、書評読むとそれで満足しちゃって、本そのものは読まない。そういう人ってけっこういるんだよね。

はい。私です・・・。