スモール・サクリファイス〈上〉虐待の連鎖

スモール・サクリファイス〈上〉虐待の連鎖

スモール・サクリファイス〈下〉ママがわたしを撃った

スモール・サクリファイス〈下〉ママがわたしを撃った

母親が3人の幼い子供を銃で撃つという、悲惨な事件のノンフィクション。

上下巻で800ページのボリュウムだが、スピーディな展開になっているので、一気に読んでしまった。
アン・ルールのすばらしい筆力によって、この母親がどのような人物かが
浮き彫りになってくるのだが、その実像が恐ろしい。
後半は裁判での検事と弁護士の駆け引きがリアルに伝わってくる。
最後まで目が離せない。