文学賞メッタ斬り!

文学賞メッタ斬り!

面白かった〜!!

文学賞って本当にいっぱいあるんだなぁ。
私が気にしている賞は直木、芥川、山本周五郎、の各賞くらい。
だから、そのあたりの裏話が一番面白かった。
輝ちゃん、淳ちゃん、そして津本陽
いやぁ、愉快だ。
今度からは審査員の選評も読もうっと。
それにしても大森さんと豊崎さん、
こんなに大御所の悪口言っちゃって大丈夫なのかしら?(笑)

後、やっぱり舞城王太郎はすごいらしい。
う〜ん、もひとつわかんないんだよなぁ。
阿修羅ガール」しか読んでないから他のも読んでみるかな。

最後の「文学賞の値打ち 文学賞受賞作品を、点数で斬る!」もなかなか興味深い。
前々から気になっている「アラビアの夜の種族」はここでも高得点。
やっぱり読まなきゃ。

ちなみにbk1で本書を買ったらおまけのテキストがついてきた。
それは最近のおすすめ国内小説を採点したものだったんだけど、
そこでも古川日出男の「サウンドトラック」は高得点。
やっぱりやっぱり読まなきゃ。

ホンを愛するお二人の独断と偏見に満ちたおしゃべりが存分に楽しめる本。