恋する短歌 (集英社文庫)

恋する短歌 (集英社文庫)


短歌とショートストーリー。
そもそも短歌って、少ない言葉の中に読者の思いや経験を投影できるのがいいんだと思うんだけどな。
多くの人が共通して持つであろう気持ちや経験を呼び起こし、それ以上のイマジネーションを起こさせる事ができるというか・・・。
ショートストーリーをつけてしまうと、それ以上何も広がらない。
もったいないな。


まぁ、正直なところ、この本の短歌はあまり心に残らなかったから、ショートストーリーがあったほうが良かったのかもしれない。
ショートストーリーはそれなりにきゅんとしました。
と言っても、独身の頃を思い出して、、、だけれどもね。


形とか指の長さを知ったのに 何も知らない あなたのことを