白蛇島

白蛇島

昔からの伝説と風習が生きている拝島。
帰省してきた悟史と持念兄弟である光市が繰り広げる、ひと夏の冒険物語。

この『白蛇島』はミステリーの要素の入ったファンタジー
文章がうまくて、閉鎖的な過疎の島の様子、奇妙な風習や伝説、
夏の暑く濃密な空気が見事に伝わってくる。
ストーリーも登場人物も魅力的。
小説の世界にぐいぐい引き込まれます。
私は小刻み読みだったので、ちょっと損したかも。