このブランドに、いくらまで払うのか―「価格の力」と消費者心理

このブランドに、いくらまで払うのか―「価格の力」と消費者心理

人はブランドの何に魅了され、どんなところに価値を感じるのか。心の中の「いくらまで」という線引きの決め方を、アンケートに基づく統計手法により突きとめ、「こだわり」の深層を科学する。

キャッチーなタイトルに惹かれてちょっと毛色の変わった本を読んでみた。
ブランド品を購入するにあたっての意思決定はどんな風に行われているのかを心理学的に分析した本かと思っていたら、統計学的に分析した論文なのでした。統計のちょっとややこしいところは飛ばして読んだけど、グラフとか表とか見ながら読んでいくと面白かった。自分のとっている行動から考えて、納得できる部分とそうでない部分と。