刺激的生活

刺激的生活

どちらかというと「きちんとした生活」という感じのエッセイなんだけど、あまりにも生真面目にいろんなことに取り組むのがお茶目で面白い。洗濯機、ホットカーペット一つ買うにもこんなにあれこれ考えるなら、「きちんとした生活」も「刺激的生活」になるよね、確かに。

岸本さんのエッセイを読むのは新聞の生活欄を読む時にちょっと似てる。小説を読むほど一生懸命に活字を追いたくないんだけど何か読みたいというときにぴったりで、読んでるとちょっとした生活の知恵も得られたりして。すごい！！！！！というようなことは書かれていないんだけど、いつも同じ雰囲気をまとっていて安心して読める・・・みたいな。