ちょっと古びたものが好き

まず写真がいい。「ちょっと古びたもの」のまとっている年月という空気も写しとったような写真。それから、骨董としての価値がどうのというより、こまめに古道具のお店に足を運び、自分の気に入った物をひとつづつ手に入れる。そしてそれらを飾るわけでなく、日常で大切に使う。そんな岸本さんの暮らしぶりが素敵。こんな風にお気に入りのものに囲まれて、それらが持つ歴史や思い出に思いをはせながら暮らしてみたい。