そろそろくる

そろそろくる

PMSと向き合うイラストレーターの恋。
三十歳を過ぎたイラストレーターの私。仕事もちょっとうまくいかないが、癇癪、イライラ、過食、この状態って最悪。原因は……。PMSと折りあっていこうとする女性の恋をユーモラスに描く。

語り口が軽くて短い小説なのであっという間に読んでしまいました。まぁ、そういう小説です。「漢方小説」の時も思ったんだけど、なんか物足りない。漢方とかPMSとかテーマにもってくるものはとてもいいと思うんだけど、主人公のタイプも話の展開も似たような感じでゆるゆるとした小説で何か物足りない。気楽に読める、こういう小説もあってもいいと思うけど、毎回こんな感じの作品だったら飽きちゃうな。
ちなみに「漢方小説」の感想はこちら